
- そもそもSEOにおけるキーワード選定ってなに?
- SEOに強いキーワード選定をする方法ってあるの?
- 検索上位にするSEOキーワード選定のコツや実践テクニックを知りたいなあ。
こういった疑問にお応えします。
✓本記事の内容
- SEOにおけるキーワード選定とは?基礎知識と必須用語を解説
- 【SEOに不可欠】キーワード選定をする前の準備5ステップ
- SEOに強いキーワード選定の方法5ステップ
- 検索上位にするSEOキーワード選定のコツ7つ
- 【SEO対策】選定したキーワードで検索上位にするテクニック5つ
✓著者の経験

博士(理学)の学位を取得している主夫ライターです。
Google検索で1位が2記事・10位以内が10記事以上の実績があります。
現在はランサーズの認定ランサーとしてWebライターの活動をしています。
本記事は、
SEOに強いキーワード選定講座
となっています。
かなりボリューミーな内容ですが、キーワード選定の基礎~実践方法まで網羅的に解説しているので、初心者の方でも読むだけでキーワード選定ができるようになります。全て実例を交えて解説しているので、ブックマークをして何度も見返し、知識・技術の定着にお役立てください。
なお本記事で提示している検索結果の内容や検索ボリュームは、2022年6月時点のデータです。これらのデータは日々変動しているので、あくまで目安としてご理解ください。
すぐに具体的なキーワード選定の方法を知りたい方は「SEOに強いキーワード選定の方法5ステップ」をクリックしてください。
SEOにおけるキーワード選定とは?基礎知識と必須用語を解説

ここではSEOにおいて必要な、キーワード選定に関する基本的な考え方や用語の解説をしていきます。
- キーワード選定とは?
- キーワードは読者の悩みに直結する
- 検索ボリュームとは?
- 検索意図によるキーワードの3分類
- 単語数によるキーワードの2分類
- 検索ボリュームや難易度別による3分類
- 軸キーワードとは?
- サジェストキーワードとは?
順番に解説しますね。
1:キーワード選定とは?
キーワード選定とは、
ユーザーが検索するようなキーワードを選んで、検索上位に表示させる施策
のことを言います。
そもそもここで言う「キーワード」とは、
Web上で知りたい情報を探すときに、ユーザーが検索窓に入力する単語や文章
のことです。

つまりキーワードは、ユーザーがサイトにアクセスするきっかけとなるんですね。
検索ユーザーは主に以下のような流れで、サイトにアクセスします。
- 検索窓にキーワードを入力する
- 検索結果を見て、記事のタイトル・メタディスクリプション(概要)を見る
- タイトルをクリックし、実際にサイトにアクセスする
たとえばWebライターの始め方を知りたい場合は、
- 「Webライター 始め方」
- 「Webライター 始め方 主婦」
- 「副業でWebライターを始める方法」
などと検索しますよね。
ユーザーは検索結果に出てきたタイトルやメタディスクリプションの内容を見て、

このサイトは自分の悩みを解決してくれそうだな。
と期待してサイトにアクセスします。

このように「キーワード」が軸となって、サイトにアクセスする流れが一般的です。
このことからも狙いのターゲットが検索するキーワードを予測し、検索上位に表示をさせることが大切になりますね。
もしキーワード選定を誤ると、
- 競合が強すぎて検索上位に表示できず、コンテンツをターゲットに届けられない
- 記事作成している工数や費用をかけているのに、集客や成約に結びつかない
- 仮に検索上位も表示できても、狙っているターゲットとは異なるユーザーが流入して、成約につながらない
のような問題が発生します。

キーワード選定は、サイトのアクセス数や売り上げが決まる大事な要素の1つですね。
2:キーワードは読者の悩みに直結する
私たちがGoogleの検索窓にキーワードを入力して検索する理由は、現在抱えている悩みをすぐに解決したいからですよね。
たとえば仙台駅の近くで牛タンが食べられるお店を探している場合、

「仙台駅 牛タン おすすめ」
などのキーワードを入力します。
つまり解決したい悩みは、

仙台駅の近くでおいしい牛タンを食べたい!
ですよね。
お店が見つかって無事おいしい牛タンが食べられれば、その時抱えていた悩みが解決する訳です。このように検索するキーワードはユーザーが現在抱えている悩みに直結しており、「ユーザーが欲しい結論は何なのか」を把握できる要素となります。
3:検索ボリュームとは?
検索ボリュームとは、
主にGoogleで検索されたキーワードの検索回数を表したもの
を言います。
検索ボリュームは以下のように、Googleが提供する「キーワードプランナー」というツールで「月間平均検索ボリューム」として調査できます。

検索ボリュームが大きいほど、検索上位に表示されたときにサイトへ訪れるユーザー数が多くなりますが、その分競合サイトもたくさんいるので、競争率が高くなるのが特徴です。逆に検索ボリュームが小さいほど、ユーザーがサイトへ流入する数が少なくなりますが、競合が少なくなり、個人ブログサイトでも上位表示できるチャンスがあります。

検索ボリュームは、サイト運営の戦略を考える上で大事な指標になりますね。
なおキーワードプランナーは、登録すれば無料で使用できます。有料だと検索ボリュームが細かく見れるのですが、無料でも「100~1,000」「1,000~1万」「1万~10万」などのざっくりした数が見れます。

キーワード選定する上では、ざっくりした数字で十分です。無料でOK!
ここからはキーワードプランナーを登録する方法を紹介します。1分でできるので、登録を済ませてしまいましょう。
まずは以下のリンクから、キーワードプランナーにアクセスしてください。
クリックすると、以下の画面に飛びます。

「キーワードプランナーに移動」をクリック

Googleにログインする。

- 「請求書先住所の国」を日本に選択
- 「タイムゾーン」を日本時間に選択
- 「通貨」を日本円に選択
- 「はい。」にチェック
- 「送信」をクリック

「OK」をクリック
OKをクリックして、以下の画面になれば登録完了です。


お疲れ様です。無料で検索ボリュームを確認できるようになりました。
キーワード選定の必須ツールなので、登録を済ませて、いつでも使える状態にしておきましょう。キーワードプランナーの具体的な使い方は、本記事の「3:サジェストキーワードの検索ボリュームを確認する」で解説しています。
4:検索意図によるキーワードの3分類
検索意図とは、
ユーザーがキーワードを検索する目的
のことを言います。
GoogleのAndrei Broder氏による研究発表「A taxonomy of web search」によれば、キーワードはユーザーの検索意図によって、以下のように3分類されます。
キーワード名 | 検索割合 | 成約率 |
---|---|---|
指名検索キーワード | 10% | 高 |
購入検索キーワード | 10% | 中 |
情報検索キーワード | 80% | 低 |
それぞれのキーワードに関して、順番に解説しますね。
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なお検索意図に関しては、以下の記事で深堀りして解説しているので参考にしてください。
1. 指名検索キーワード
指名検索キーワードとは、
ユーザーが特定のサービス名を含んで検索するキーワード
のことを言います。
たとえば、
- 「Amazon」:Amazonで買い物をしたいユーザー
- 「Youtube 釣り」:YouTubeで釣りの動画を見たいユーザー
- 「楽天トラベル 沖縄」:楽天トラベルで沖縄旅行を探したいユーザー
のように固有名詞を含んで検索することにより、アクセス先と目的が明確である特徴があります。全検索の1割を占め、成約率が最も高い傾向です。

購買意欲が高いユーザーが検索するキーワードであることが多いですね。
2. 購入検索キーワード
購入検索キーワードとは、
ユーザーが商品やサービスを購入する目的で検索するキーワード
のことを言います。
たとえば、
- 「牛タン 通販」:牛タンの通販をしたいユーザー
- 「沖縄 格安 旅行 予約」:格安の沖縄旅行を予約したいユーザー
- 「マッサージ 名古屋市」:名古屋市でマッサージ店を探しているユーザー
などと、具体的な商品やサービスを見つけるために検索しているので、そのまま成約につながるケースが多いキーワードと言えます。全検索の1割を占め、成約率は指名検索に次いで2番目です。

いわゆる「儲かるキーワード」であることが多いので、多くの企業が検索上位を狙うことから、競争率が高い傾向ですね。
3. 情報検索キーワード
情報検索キーワードとは、
ユーザーが、抱えている悩みを解決するために検索するキーワード
のことを言います。
たとえば、
- 「Webライター 始め方」:Webライターの始め方を知りたいユーザー
- 「ブログ SEO対策」:ブログ運営する上でのSEO対策を知りたいユーザー
- 「アフィリエイト ブログ 書き方」:アフィリエイトブログの書き方を知りたいユーザー
のように、ユーザーが疑問に思っていることを知りたい時に検索するキーワードです。全検索の8割を占め、成約率は3つの中で一番低い傾向があります。

売り上げに直結しないという理由で、「儲からないキーワード」として見過ごされることも。
しかしユーザーの悩みを解決する「情報検索キーワード」を選定して記事を書くことにより、サイトのアクセス数が増え、結果的にGoogleからの評価が高まることに繋がります。サイト集客のためにも、情報検索キーワードで検索上位にするように心掛けたいですね。
5:単語数によるキーワードの2分類
ユーザーが検索するキーワードには、単語の数によって以下のように分類されます。
- シングルキーワード
- 複合キーワード
順番に解説しますね。
1. シングルキーワード
シングルキーワードとは、以下のようなものを言います。
- 「ブログ」のような1つの単語
- 「資産運用」のような2つ以上の単語が連結した連語
- 「SEOライティング」のようなSEOとライティングで構成される複合語
基本的に検索ボリュームは多く、検索上位にするための競争率も高い傾向があります。
2. 複合キーワード
複合キーワードとは、
- 「Webライター 副業」
- 「Webライター 副業 収入」
のような、2つ以上の組み合わせからなる検索キーワードです。
シングルキーワードと比べ、検索ボリュームが少なく、競争比率も低くなる傾向があります。

2つ以上のキーワードが組み合わさることで、より読者の悩みが絞られていき、記事が書きやすくなりますね。
6:検索ボリュームや難易度別によるキーワード3分類
キーワードは、以下のように検索ボリュームや難易度別によって3つに分類されます。
キーワード名 | 検索ボリューム | 月間検索ボリューム (目安) | 難易度 | 検索意図 | 成約率 |
---|---|---|---|---|---|
ビッグキーワード | 多い | 1万以上 | 高い | 絞りにくい | 低い |
ミドルキーワード | 中間 | 1,000~1万 | 中間 | 中間 | 中間 |
スモールキーワード | 少ない | 10~1,000 | 低い | 絞りやすい | 高い |
たとえば「Webライター」に関連したキーワードの検索ボリュームを、「キーワードプランナー」を使って比較してみましょう。

キーワード名 | キーワード | 検索ボリューム |
---|---|---|
ビッグキーワード | 「Webライター」 | 1万~10万 |
ミドルキーワード | 「Webライター 副業」 | 1,000~1万 |
スモールキーワード | 「Webライター 副業 未経験」 | 100~1,000 |
このように設定するキーワードによって、検索ボリュームに違いがあることが分かります。ここからはそれぞれ3つのキーワードを、深掘りして解説します。
1. ビッグキーワード
ビッグキーワードには、以下のような特徴があります。
キーワード名 | 検索ボリューム | 検索ボリューム (数の目安) | 難易度 | 検索意図 | 成約率 |
---|---|---|---|---|---|
ビッグキーワード | 多い | 1万以上 | 高い | 絞りにくい | 低い |
たとえば、
- 「Webライター」:検索ボリューム 1万~10万
- 「副業」:検索ボリューム 10万~100万
- 「ブログ 収入」:検索ボリューム 1万~10万
のようなものは全てビッグキーワードです。

シングルキーワードに限らず、「ブログ 収入」のような複合キーワードもビッグキーワードに含まれます。
ビッグキーワードは検索ボリュームの目安が1万以上で、検索上位に表示できればサイトへの流入が増え、認知度が一気に高まります。その分ビッグキーワードで検索上位を狙う競合サイトも多く、難易度は非常に高い傾向です。

また想定読者の検索意図が絞りにくく、記事が書きにくい上に、成約率が低い一面もあります。
基本的には1記事で収めようとせずに、複数のスモール~ミドルキーワードの記事を合わせた「まとめ記事」もしくは「サイトのトップページ」で狙うのが有効な戦略です。
2. ミドルキーワード
ミドルキーワードには、以下のような特徴があります。
キーワード名 | 検索ボリューム | 検索ボリューム (数の目安) | 難易度 | 検索意図 | 成約率 |
---|---|---|---|---|---|
ミドルキーワード | 中間 | 1,000~1万 | 中間 | 若干絞りにくい | 中間 |
たとえば、
- 「Webライター 副業」
- SEOライティング
- ブログ 収益化 おすすめ
などは検索ボリュームが1,000~1万あるので、ミドルキーワードに分類されます。
特に「SEOライティング」のような複合語のシングルキーワードや、「ブログ 収益化 おすすめ」のような3つ以上の複合キーワードでも、検索ボリュームが1,000~1万であればミドルキーワードに含まれます。

ビッグキーワードよりも上位表示するための難易度が低かったり、検索意図が絞りやすい傾向があったりするものの、すぐに検索上位に上がるのは難しいでしょう。
ミドルキーワードで上位表示させるには、スモールキーワードの記事内容を内部リンクでまとめた「まとめ記事」で狙うのが有効です。
3. スモールキーワード
スモールキーワードには、以下のような特徴があります。
キーワード名 | 検索ボリューム | 検索ボリューム (数の目安) | 難易度 | 検索意図 | 成約率 |
---|---|---|---|---|---|
スモールキーワード | 少ない | 10~1,000 | 低い | 絞りやすい | 高い |
たとえば、
- 「Webライター 30代」:検索ボリューム 10~100
- 「副業 1万」:検索ボリューム 100~1,000
- ブログ 1,000PV:検索ボリューム 100~1,000
のような、検索ボリュームが1,000以下のものをスモールキーワードと言います。
ビッグキーワードやミドルキーワードと比べ、検索ボリュームが少ないですが、その分競合は少なく検索上位にしやすいキーワードです。またスモールキーワードは、基本的に2~3語以上であることが多く、より読者の悩みに突き刺さる内容となります。

検索ユーザーが具体的なニーズを持ってサイトに来てくれることから、成約率が高いという特徴もあります。
一般的にはスモールキーワードの中でも、検索ボリュームが100~1,000を優先的に選択しますが、10~100のボリュームのキーワードでもサイトとして必要な内容であれば選択しても問題ありません。初心者の方なら、まずボリュームが10~100のキーワードで上位表示を狙い、コツを掴んできてから100~1,000のボリュームを狙うのも1つの方法です。
7:軸キーワードとは?
軸キーワードとは、
記事の方向性を決めるメインキーワード
のことを言います。

軸キーワードは、検索ボリュームが大きいビッグキーワードを選ぶことが一般的です。
たとえば、

Webライターの始め方を紹介する記事を書きたいなあ。
という場合、軸キーワード(ビッグキーワード)は「Webライター」です。

資産運用の始め方を紹介したいなあ。
という場合、軸キーワード(ビッグキーワード)は「資産運用」です。
このようにキーワード選定する際、まずはメインとなる軸キーワードを決めてから、次に説明するサジェストキーワードを取得していく流れです。
8:サジェストキーワードとは?
サジェストキーワードとは、
検索窓にキーワードを入力した時に、候補として表示されるキーワード
のことを言います。
たとえば先ほどの軸キーワードである「Webライター」をGoogleの検索窓に入力すると、以下のようなサジェストキーワードが表示されました。

このようにユーザーが「Webライター」に関連したキーワードを検索した頻度や、「Webライター」というキーワードの関連性から10個程度のサジェストキーワードが表示されます。

検索エンジンが、ユーザーへ候補キーワードを事前にサジェストする(Suggest:提案する)仕組みです。
もっとサジェストキーワードを知りたい場合は、無料で使える「ラッコキーワード」という検索ツールがおすすめです。

サジェストキーワードを調査する上で、必須となるツールですね。
ラッコキーワードの具体的な使い方は、本記事の「2: サジェストキーワードを取得する」で解説しています。
【SEOに不可欠】キーワード選定をする前の準備5ステップ

キーワード選定をする前に準備すべきことを5ステップで解説します。
- サイトテーマを明確にする
- ターゲットとペルソナを設定する
- ペルソナの悩みを書き出す
- 記事の目的を考える
- ペルソナがどのようなキーワードを検索するのか考える
順番に解説しますね。
1:サイトテーマを明確にする
まずは「運営しているサイトテーマが何なのか」を明確にしましょう。たとえば運営しているサイトが「アフィリエイト」に関するテーマなのに、急に「スイーツ おすすめ 渋谷区」のようなキーワードの記事が投稿されれば違和感がありますよね。

統一性のないキーワードの記事がたくさんあると、不信感を覚え読者が離脱する可能性があります。
またSEOとしてもサイト全体で記事のテーマが統一していないと、読者満足度を下げる原因になると判断され、Googleから低評価をもらう可能性があります。思いつきでキーワード選定するのではなく、読者に何を伝えるサイトなのかを明確にして、テーマにそったキーワードを選定しましょう。
2:ターゲットを設定する
ターゲットとは
年代や性別を幅広く設定した人物像
を言います。
キーワード選定する前にターゲットを設定することが大切です。なぜなら「誰に読んでもらいたい記事なのか」をはっきりさせないと、誤ったキーワード選定をしてしまう場合があるからです。
ターゲットを設定する際に決める項目は以下の通りです。
ターゲットの設定項目
- 年代
- 性別
- 職業
たとえば「副業」を題材にしてキーワードを選定する時の、考えられるターゲットとペルソナは以下の通りです。

ターゲット例1
項目 | ターゲット |
---|---|
年代 | 30代 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員 |

ターゲット例2
項目 | ターゲット |
---|---|
年代 | 40代 |
性別 | 女性 |
職業 | 専業主婦 |

設定するターゲットによって、伝える内容も変わってきますよね。
キーワード選定する前に「誰の悩みを解決するサイト・記事なのか」を考えていきましょう。
3:ターゲットの悩みを書き出す
ターゲットが決定したら、その読者が抱えている悩みを想像して、紙に書き出してみましょう。
たとえば

- 在宅でできる初心者におすすめの副業って何かな?
- 主婦でもできる副業ってあるの?
- 副業で1万円稼ぐことって難しいの?
などと箇条書きで書き出すと効果的です。
頭の中から考えられる読者の悩みを絞り出したら、つぎは「Yahoo!知恵袋」で検索してみます。
たとえば「副業 主婦 在宅」で検索してみると、以下のような検索結果が出てきました。


このQ&Aは、かなりリアルな心情を知れるので、よりターゲットのイメージがしやすくなりますね。
このようにターゲットの悩みを自分で考えたり、Yahoo!知恵袋を参考にしたりすることは、ニーズのある的確なキーワード選定するためにも非常に大切なプロセスです。
4:記事の目的を考える
次に「何の目的で記事を書こうとしているのか」を明確にしましょう。
先述した、
- 購入検索キーワード
- 情報検索キーワード
のどちらかを決めていきます。
各キーワードを選定する目的は以下の通りです。
- 購入検索:商品・サービスを購入してもらう【成約】
- 情報検索:知識・情報を提供する【集客・流入増加】
どちらも「読者の悩みを解決する」という共通点がありますが、「商品を購入して悩みを解決」なのか「記事を読んで悩みを解決」なのか、ゴールが違います。

記事の方向性を決める大事な要素なので、どちらのキーワードを狙うのか明確にしましょう。
5:ターゲットがどのようなキーワードを検索するのか考える
次にターゲットが「どのようなキーワードを検索窓に入力するのか」を考えましょう。
以下に例を出します。
例1
主婦が家事の合間に、在宅でできる副業を知りたがっている
- 「副業 主婦 在宅」
例2
仙台に旅行している家族が、駅周辺で牛タンを食べらるお店を探している
- 「牛タン 仙台駅 おすすめ」
例3
主婦が最新式の食器乾燥機を探している
- 「食器乾燥機 2022年 おすすめ」
このようにターゲットの状況を考えながらキーワードを予測しておくと、のちのちキーワード選定する上で方向性がブレなくなります。

「こんなキーワードを検索するだろうな」という想像でいいので、書き出してみましょう。
SEOに強いキーワードの選定方法5ステップ

ここからは実際にキーワード選定する方法を5ステップで解説していきます。
- 軸キーワードを決める
- サジェストキーワードを取得する
- サジェストキーワードの検索ボリュームを確認する
- スモールキーワードを選ぶ
- 競合を調査する
順番に解説しますね。
1:軸キーワードを決める
まず書こうとしている記事の軸キーワードを決めます。
軸キーワードに関して知りたい場合は、本記事の「7:軸キーワードとは?」を参考にしてください。
軸キーワードを決める際の注意点は、「選んだ軸キーワードがビッグキーワードに該当しているか」です。
たとえば、
- 「在宅副業」:検索ボリューム 1,000~1万
のキーワードの場合、検索ボリュームが1,000~1万なので、ビッグキーワードではなくミドルキーワードの分類になります。
そもそも需要がないキーワードを選んでしまう可能性があるので、必ずキーワードプランナーで検索ボリュームが1万以上のものを選定しましょう。
2:サジェストキーワードを取得する
記事の方向性となる軸キーワードが決まったら、次にサジェストキーワードを取得しましょう。
サジェストキーワードに関して知りたい場合は、本記事の「8:サジェストキーワードとは?」を参考にしてください。
ここでは「ラッコキーワード」を使ったサジェストキーワードを調べる方法を紹介します。以下のリンクをクリックして、「ラッコキーワード」のサイトにアクセスしてください。
クリックすると以下のようなページにアクセスします。

- 検索窓にキーワードを入力
- 「サジェスト(Google)」を選択する
- 虫眼鏡マークをクリックする
今回は例として「Webライター」と入力すると、以下のようにサジェストキーワードの一覧が表示されます。

これで「Webライター」のサジェストキーワードが取得できました。注意点はここで安易にキーワード選定すると、検索ボリュームがゼロのキーワードを選んでしまう場合があります。

次で紹介する検索ボリュームを必ず確認して、需要があるキーワードかどうか確認しましょう。
3:サジェストキーワードの検索ボリュームを確認する
サジェストキーワードが取得できたら、以下の手順で検索ボリュームを確認しましょう。

「全キーワードコピー」をクリックして、キーワードをコピーする
次に「キーワードプランナー」にアクセスします。

- 「ツールと設定」をクリック
- 「キーワードプランナー」をクリック

「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック

- 先ほど「ラッコキーワード」でコピーしたサジェストキーワードを貼り付ける
- 「開始する」をクリック
「開始する」をクリックすると、以下ようにキーワードの検索ボリュームが表示されます。

「月間平均検索ボリューム」をクリック
「月間平均検索ボリューム」をクリックすると、以下のように検索ボリューム順にキーワードが並び変わります。


これで調査したいキーワードの検索ボリュームが把握できました。
4:スモールキーワードを選ぶ
キーワードプランナーで検索ボリュームを把握できたら、以下の手順でスモールキーワードを選んでいきましょう。
- 検索ボリュームがゼロのものは、需要がないと判断して候補から外す
- 検索ボリュームが1,000以上のミディアム~ビッグキーワードを候補から外す
- 検索ボリュームが100~1,000のスモールキーワードからキーワードを選ぶ

検索ボリューム100~1,000のスモールキーワードから優先的に候補キーワードを選定しましょう。
ここまで読んだ方には、

検索ボリュームが「10~100」のスモールキーワードは選定しない方が良いの?
と思われるかもしれません。
回答としては、優先度で言えば需要が高い検索ボリューム「100~1,000」のスモールキーワードが望ましいです。しかしサイトの設計上、必要な記事であれば「10~100」でも問題ありません。

検索ボリュームはあくまで目安です。
読者満足度を考え、最適なキーワードを選定していきましょう。
5:競合を調査する
候補キーワードが決まったら、実際にGoogleで検索して競合調査をします。キーワード検索する際は、今までの閲覧履歴が反映されない「シークレットモード」で検索しましょう。
ここではGoogleのChromeを使った、シークレットモードで検索する方法を紹介します。

- アドレスバーの右の「その他アイコン」をクリック
- 「新しいシークレット ウィンドウ」をクリック
シークレットモードを選択すると以下のような画面になるので、あとはいつもように検索窓にキーワードを入力してください。

例として「Webライター 未経験 在宅」(検索ボリューム 100~1,000)のキーワードを調査します。
✓「Webライター 未経験 在宅」の調査結果(2022年6月時点)
- 1位:Google 求人情報
- 2~5位:求人サイト
- 6位:企業サイト
- 7位:求人サイト
- 8位:転職支援サイト
- 9位:競合個人ブログ
- 10位:求人サイト

特に1位~7位、10位は企業サイトが占めています。
スモールキーワードですが、上記のような状態だと個人ブログが検索上位を狙うのは厳しいのが現状です。SEOで検索上位を目指す場合、競合が強すぎるキーワードは選ばないようにするのが得策。ただしサイトの設計上、ブログ読者にとって必要なキーワードであれば、いくら競合が強くても記事を書いていきましょう。

何より読者ファーストのサイト設計が重要です。
競合が強いキーワードで勝負しようとするのではなく、サイト全体の読者満足度を上げていくことに注力することで、おのずとGoogleの評価にもつながっていきます。読者ファーストでキーワード選定していきましょう。
検索上位にするSEOキーワード選定のコツ7つ

ここからは検索上位に表示させるためのSEOキーワード選定のコツを7つ紹介します。
- キーワードの重複を避ける
- ペルソナが使うキーワードを選定する
- 検索需要がないキーワードは選定しない
- 競合の強さを確認する
- 購入検索キーワードばかり狙わない
- 複合キーワードを重要視する
- ロングテールSEOで攻略する
順番に解説しますね。
1:キーワードの重複を避ける
キーワード選定をする上で大切なことは、サイト内にある記事同士でキーワードを重複させないことです。
たとえば、
- 「ブログ 閲覧数 増やす」:検索ボリューム 10~100
- 「ブログ アクセス数 増やす」:検索ボリューム 100~1,000
はキーワードは違いますが、読者のニーズは一緒です。

違うキーワードで記事を書いたとしても、同じような内容の記事になりますよね。
重複したキーワードの記事を見た読者は、

- そういえば同じような記事があったなあ。
- もしかして記事の内容を使いまわしているの?
と違和感を覚え、離脱してしまう可能性があります。
さらにGoogleのアルゴリズムでは検索ユーザーの混乱を避けるために、内容が重複した記事を検索結果に表示させなかったり、ペナルティの対象にしたりします。
以下のように「Google検索セントラル」で、ユーザーの利便性を低下させないためにコンテンツの重複は避けることを推奨しています。

せっかくキーワード選定してSEO対策しているのに、読者やGoogleの評価が低くなるのは悲しいですよね。
サイト内では「1つのニーズに対して1つの記事」と覚えておけば、記事の重複は避けられます。仮に同じ内容の記事が複数ある場合は、1つの記事にまとめて、リライトしていきましょう。
2:ターゲットが使うキーワードを選定する
ターゲットが普段使うキーワードを選定することで、違和感なく読み進んでもらえる記事が作成できます。たとえば現代は「スマーフォン」ではなく「スマホ」と略すのが一般的ですよね。
ここで「スマートフォン」または「スマホ」を含めたキーワードの検索ボリュームを比較してみましょう。
- 「スマートフォン おすすめ」:検索ボリューム 1,000~1万
- 「スマホ おすすめ」:検索ボリューム 1万~10万

同じ意味を持ったキーワードですが、検索ボリュームが10倍以上も違うことがわかりました。
ターゲットが普段使用するキーワードを調査する方法として、
- SNSの投稿を見る
- Yahoo!知恵袋を確認する
- 競合サイトのキーワードを確認する
などが近道です。

ターゲットになじみのあるキーワードを選定することによって、より親近感が湧く記事を作成できますね。
検索需要にもかかわってくるので、ターゲットが普段使うキーワードは常に調査しておきましょう。
3:検索需要がないキーワードは選定しない
そもそも検索需要がないキーワードを選定すると、検索するユーザーがいないのでサイトへのアクセスが見込めません。
たとえば、
- 「ブログ 稼ぐ 半年」
は一見検索しそうなキーワードですが、キーワードプランナーで調査し結果、検索ボリュームはゼロでした。

検索需要がないキーワードの記事を量産しても、ユーザーが求めていない情報を出し続けることになるので、なかなかサイトへの集客は難しいでしょう。
もし上記の内容でキーワードを選定するなら、
- 「ブログ 収益 半年」:検索ボリューム 10~100
であれば、検索ボリュームがあり記事を投稿する価値が高まります。
よりたくさんのユーザーに記事を読んでもらうためにも、検索需要があるキーワードを選定していきましょう。
4:競合の強さを確認する
近年のGoogleアルゴリズムにおいて、お金や健康などの人生に大きくかかわるジャンルは信頼性や権威性を厳しく評価しており、なかなか個人が検索上位するのが難しい状態です。

そのようなジャンルを、YMYL(Your Money or Your Life)といいます。
YMYLのジャンルは主に以下の5つが挙げられます。
YMYLのジャンル
- 医療
- 健康
- 美容
- 法律
- 金融
たとえば「頭痛 治し方」や「資産運用 始め方」やのキーワードを検索をして、競合チェックしてみましょう。
✓「頭痛 治し方」の検索結果(2022年6月現在)
- 1位~4位 製薬会社のサイト
- 5位~10位 病院や接骨院のホームページ
✓「資産運用 始め方」の検索結果(2022年6月現在)
- 1位 企業サイト
- 2位 協会サイト
- 3位 金融庁サイト
- 4位 企業サイト
- 5位 協会サイト
- 6位~9位 企業サイト
- 10位 総合サイト

どちらとも20位まで確認しましたが、個人ブログはありませんでした。
このような「YMYLのジャンル」は病院・国や政府などの公的機関・有名企業などの信頼性があるサイトが検索上位に表示される傾向です。YMYLに限らず必ず上位10記事を確認し、競合の強さをチェックして、戦える相手かどうか確認しましょう。
5:購入検索キーワードばかり狙わない
購入検索キーワードは成約率が高い「儲かるキーワード」であることが多いため、競合サイトも検索上位に表示させようと必死です。成約率が高い理由で購入検索キーワードばかり狙っても、競争率が高いため、検索上位に表示させるのは難しいでしょう。
失敗しないコツとしては、競争率が低い「情報検索キーワード」の記事で検索上位を狙うことです。

でも情報検索キーワードは、成約につながりにくいから無駄じゃないの?
と思われがちですが、検索上位のページが増えるにつれてGoogleからのサイト評価が高まっていき、購入検索キーワードでも検索上位に表示できるサイトパワーがついてきます。

いきなり購入検索キーワードで狙うのではなく、情報検索キーワードでコツコツ検索上位に表示させて、サイトの評価を高めていきましょう。
6:複合キーワードを重要視する
単語が1つだけのシングルキーワードばかりを狙っても、サイトパワーが強い競合が多いので、検索上位の表示は難しいでしょう。

またシングルキーワードだと、扱う内容の範囲が広すぎて、ユーザーの悩みを絞り切れず、有益な記事をかけない場合も。
コツとしては、2~3語以上のキーワードを組み合わせた「複合キーワード」を選定して、読者の悩みを深掘りした内容の記事を増やしていくこと。
たとえば、
- 「牛タン」:シングルキーワード
だと、「牛タンのお店を知りたい」のか「牛タンの歴史を知りたい」のかなど、検索意図が絞り込めないですよね。
- 「牛タン おすすめ」:2語の複合キーワード
であれば、「牛タンのおすすめの店や通販を知りたい」などと絞り込めてきました。
- 「牛タン おすすめ 仙台駅」:3語の複合キーワード
であれば、「仙台駅の近くにある、おすすめの牛タンのお店を探している」とかなりニーズがはっきりします。

このようにキーワードが多くなればなるほど、検索意図が絞り込めて、記事を書きやすくなるんですね。
年々検索ユーザーも検索するスキルが上がってきており、自分の調べたいことは2~3語以上の複合キーワードを入力するようになってきました。検索するキーワードの単語が多くなれば、ユーザーが「これについて知りたい!」という熱量が上がっているのがわかります。

そんな熱心な検索ユーザーをサイトに来てもらうためにも、複合キーワードで検索上位を目指して、見込み客を増やしていくのが大切です。
7:ロングテールSEOで攻略する
ロングテールSEOは、以下のような3ステップで実践するSEO戦略の1つです。
ロングテールSEO戦略
- 競争率の低いスモールキーワードの記事をたくさん検索上位に表示させる
- サイトの訪問者が増え、その実績がGoogleに評価される
- ミドル~ビッグキーワードでも検索上位に表示される
いずれミドル~ビッグキーワードで検索上位にするために、スモールキーワードでコツコツとボトムアップさせていくのが、ロングテールSEOです。
ロングテールという概念は、アメリカのテクノロジー雑誌「ワイアード」編集長であるクリス・アンダーソンが、書籍「ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略」で提唱している経済理論です。
人気商品ではなく、競合が少ないニッチな商品(隙間産業)を多品種少量販売することで、売り上げをUPさせ利益を出すという考え方。

この経済理論を応用したのが、ロングテールSEOです。
たとえばイメージとして、
- 「Webライター」:検索ボリューム 1万~10万
で上位表示させたいステップとしては、
- 「Webライター 副業 未経験」「Webライター 副業 収入」などのスモールキーワードで検索上位を目指す
- スモールキーワードで検索上位に表示できるようになったら、「Weライター 副業」などのミドルキーワードで検索上位を目指す
- 最終的に「Webライター」のビッグワードで検索上位を目指す
といった流れです。

時間がかかる方法ですが、確実にユーザーを増やしながらサイトのレベルをアップさせ、検索上位に表示させる戦略です。
ブログなどのサイト運営初心者こそ、ロングテールSEOを実践して、確実なステップを踏んでいきましょう。
【SEO対策】選定したキーワードで検索上位にするテクニック5つ

ここからは実際に選定したキーワードを活用して、SEOで検索上位に表示させるための実践テクニックを5つ紹介します。
- 1記事1キーワードを心掛ける
- タイトルや見出しに含めるキーワードは左寄せ
- キーワードは本文の上から下まで広く分布させる
- メタディスクリプションにキーワードを含める
- キーワードの乱用は避ける
順番に解説しますね。
1:1記事1キーワードを心掛ける
1記事でたくさんのキーワードを盛り込もうとすると、伝えたいことが分散して、読者満足度を低下させる原因となります。
たとえば、
- 「ブログ 収入 仕組み」:ブログ収入の仕組みを知りたい読者
- 「ブログ 記事 書き方」:ブログ記事の書き方を知りたい読者
の2つのキーワードを1記事で設定してしまうと、2つのニーズを満たす必要があり、途中で内容が混在して、結局何を伝えたい記事なのか主張が薄れます。

このような記事は良い記事とは言えず、読者が離脱する原因になりますね。
結果的にGoogleの評価も下がり、SEO的にマイナスとなります。読者にわかりやすく内容を伝えるためにも、「1記事1キーワード」の原則を実践していきましょう。
2:タイトルや見出しに含めるキーワードは左寄せ
キーワードをタイトルや見出しに含める際、できるだけ左に寄せるとSEO効果が高まります。なぜなら読者がWebサイトを見る際、左から右に視線を動かすからです。

これはWeb業界で有名な「Fの法則」に基づいています。
たとえば以下の図のように、Web上の記事を読む際、見出しの左から右に視線が進み、その後下段に移って左から右に行くように、Fの形に添って視線が移動します。


右側に行くほど、読まれにくくなる傾向があります。
「Fの法則」を考慮して大事なキーワードは左寄せに書くと、読者の目に止まりやすく、クリック率や読んでくれる確率が高まります。タイトルや見出しは不自然にならない程度に、キーワードを左寄せに書いていきましょう。
3:キーワードは本文の上から下まで広く分布させる
記事の上から下までキーワードが分布されていれば、読者もGoogleもそのキーワードに対する記事だなと認識します。
たとえば、
- 「Webライター 副業 始め方」
というキーワードで記事を書くと想定します。
記事の始まりでは上記キーワードを使っているのに対して、最後の方で「Webライター」のキーワードではなく「ブログ」ばかりだったらどうでしょうか?記事の方向性が「Webライター」から「ブログ」にずれている可能性があります。使用するキーワードがずれると、結局何を伝えたい内容か混乱してしまいますよね。

キーワードは記事のメインコンテンツになります。
キーワードを「Webライター 副業 始め方」と決めたのであれば、記事の上・中・下で広く分布させて、途中でテーマがぶれないように心掛けましょう。
4:メタディスクリプションにキーワードを含める
メタディスクリプションとは、
検索した際に、タイトルの下に表示されるページの内容を簡潔にまとめた文章
のことを言います。
たとえば以下の赤枠箇所です。

WordPressでブログ運営していれば、以下のように記事ごとにメタディスクリプションを設定できます。


120文字前後の記事の概要です。
タイトルほどのSEO効果はありませんが、メタディスクリプションを読んで、

あっ、この記事だったら悩みを解決してくれそうだなあ。
とユーザーがクリックする確率を上げる効果があります。

メタディスクリプションも自然な範囲でキーワードを左寄せで書くと、検索ユーザーの目に止まりやすいですね。
キーワードの使用回数は120文字前後で1~2回使うと違和感を与えない文章になります。検索ユーザーのクリック率が上がるように、自然な文体でキーワードを含めていきましょう。
5:キーワードの乱用は避ける
Googleの評価を上げようと不自然にキーワードを乱用すると、かえって低評価を受ける場合があります。
以下のように「Google検索セントラル」でキーワードの乱用はユーザーの読者満足度を下げ、検索結果に悪影響を及ぼすと警告しています。

キーワードの使用はユーザーが読みやすい範囲で使うことが鉄則です。
タイトル・見出し・本文・メタディスクリプションのすべてにおいて、文脈に合った自然な形でキーワードを盛り込むようにしましょう。
まとめ:SEOに強いキーワード選定をして、検索上位に表示させよう!

本記事ではSEOに強いキーワード選定講座として、キーワード選定の基礎~実践方法を網羅的に解説しました。
本記事の要約
✓SEOにおけるキーワード選定とは?
ユーザーが検索するようなキーワードを選んで、検索上位に表示させる施策
✓【SEOに不可欠】キーワード選定をする前の準備5ステップ
- サイトテーマを明確にする
- ターゲットを設定する
- ターゲットの悩みを書き出す
- 記事の目的を考える
- ターゲットがどのようなキーワードを検索するのか考える
✓SEOに強いキーワード選定の方法5ステップ
- 軸キーワードを決める
- サジェストキーワードを取得する
- サジェストキーワードの検索ボリュームを確認する
- スモールキーワードを選ぶ
- 競合を調査する
✓検索上位にするSEOキーワード選定のコツ7つ
- キーワードの重複を避ける
- ターゲットが使うキーワードを選定する
- 検索需要がないキーワードは選定しない
- 競合の強さを確認する
- 購入検索キーワードばかり狙わない
- 複合キーワードを重要視する
- ロングテールSEOで攻略する
✓【SEO対策】選定したキーワードで検索上位にするテクニック5つ
- 1記事1キーワードを心掛ける
- タイトルや見出しに含めるキーワードは左寄せ
- キーワードは本文の上から下まで広く分布させる
- メタディスクリプションにキーワードを含める
- キーワードの乱用は避ける
SEOにおけるキーワード選定は奥深く、初心者の方にとっては何から手をつけたら良いかわからないですよね。しかし今回紹介した基礎知識を把握し、手順・テクニックを実践すれば、初心者の方でもSEOに対応したキーワード選定が可能となります。

本記事を何度も読み返して、SEOに強いキーワード選定方法を身につけ、執筆した記事を検索上位に表示させましょう!
今回は以上になります。
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